プログラミングと聞いて、みなさんはどんなイメージを持っていますか?
「難しそう」「数字や記号がいっぱいでとっつきにくい」「そもそも才能が必要なんじゃない?」という声をよく耳にします。確かに、プログラミングは一見ハードルが高いように感じますよね。今回は、学生のアルバイトの方にプログラム開発のお手伝いをお願いしてきた経験から感じる、プログラミングが得意な人、不得意な人の違いや、上達するためのコツについて分かりやすくお話ししていきます!
まず、プログラミングが得意な人はどんな特徴を持っているのでしょうか?
プログラミングが得意な人は、考え方が論理的であったり、問題解決が好きだったりすることが多いです。そんな人たちは比較的スムーズにプログラムが書けるようになる傾向があります。
具体的には、こんな特徴が見られます:
得意な人は、こういった素質をもとに短期間でスキルを伸ばしていきます。ただし、これら「生まれ持った才能」だけがプログラマーのスキルではありません。後天的に身につく部分も大いにあるんです!
プログラミングの得意不得意は、運動能力や音楽センスと同じで個性の一部です。
例えば、走るのが速い人と遅い人がいるように、プログラミングに向いている人とそうでない人がいるだけ。得意だから偉い、不得意だからダメ、というわけではありません。
プログラミングに向いている人が全員「天才的」なわけでもありません。「失敗を繰り返しても粘り強く続けること」ができる人は、最初は苦労しますが加速度的にスキルが伸びることも。得意不得意と、どれだけ続けられるかの掛け算が結果になると言えそうです。
良いニュースがあります。それは、プログラミングは練習で上達できるということです!
最初はプログラミミングの専門用語や使い方に戸惑うかもしれません。でも、それも何度も繰り返して慣れることで、確実にできるようになります。
たとえば、自転車に乗る練習を思い出してみてください。最初はバランスを取るのが難しくて、何度も転んだかもしれません。でも、練習を重ねるうちに、ある瞬間ふっとコツをつかんだ経験はありませんか?プログラミングもそれと似ています。
最初は、何がわからないかすらわからないという辛い状況が続くかもしれませんが、ふとしたきっかけで概念的なことが腑に落ちたり、リラックスしている時に未解決の問題の解決方法が思いついたりします。繰り返しになりますが、諦めずに続けることがとても大切です。
では、プログラミングを上達させるための具体的な方法をいくつかご紹介しましょう。
初心者がいきなり大きなプログラムに挑戦すると、どこから手を付けていいか分からなくなりがちです。まずは「簡単な計算をするプログラム」や「画面に文字を表示するプログラム」など、小さな目標から始めることをお勧めします。
プログラミングは、「書く量」に比例して上達します。同じ問題でも、何度も書き直したり、異なる方法で解いてみたりすることで、自然と効率的なコードを書く力が身につきます。画面上のソースコードを読んでいるだけではダメです。手を動かして書いて、実行してデバッグして、また実行して、を数限りなく繰り返すことが大切です。
プログラムには必ずと言っていいほど「バグ(エラー)」がつきものです。初心者の頃は、エラーが出るたびに落ち込むかもしれません。でも、実はこのエラーを解決するプロセスも、プログラミングに親しむために避けて通れない道です。また、バグの状況を手早く調べるために、デバッガーといったツールの使いかにも馴染んでください。
他の人が書いたコードを見ることで、自分では思いつかないような新しいアイデアや手法を学べます。オープンソースのプログラムや、初心者向けのサンプルコードを参考にするとよいでしょう。
その際には、大きなソフトのソースを一度に全部見渡すのは不可能に近いので、部分的にみて言ってください。
プログラミングでは、コードを書くためのエディタや、プログラムを動かすための環境設定が必要です。最初はこれに戸惑うことも多いですが、慣れてくると「こういう場合はこのツールを使えばいい」という感覚が身についてきます。
特にエディタを使う時間がとても長くなるので、エディタに備わっているショートカットキーを使いこなして、少しでも短時間で多くコードが書けるようになるのが大切です。プログラミングは文字を打ち込む作業ではなく、問題を解決するソフトウェアを作ることが目的です、時間を節約できる小技あるならどんどん利用して時間を節約しましょう。
例)Visual Studio Code のショートカットキー
上達のステップをいかに後押しできるかが、プログラミングを教えるコツにつながります。人によって上達するスピードはさまざまですが、普通は簡単に上達できないので、時間に余裕をもって進めてください。
開発作業の一部、それも担当される方の技量に応じた部分を切り出して作ってもらうのが良いでしょう。
実力よりちょっとだけ難しいそうな部分を少しづつ繰り返し作業してもらうことで、達成感を感じながら上達できます。
バグの対処はプログラムを書くと同等かそれ以上に難しい作業です。慣れないうちは作ったプログラムのソースコードを確認しつつ、動作確認やバグとりの考え方や作業方法をしっかりと説明すれば、バグへの対処方法が身につくでしょう。
1と被りますが、部分的に作業を切り出して渡すことで、切り出した部分の周辺にある他の人の書いたプログラムを読み込むことにつながります。
この部分は、単にツールの存在や使い方を教えてあげることで、本人が調べる時間が短縮できます。
プログラミングの一番の魅力は「自分で何かを作り上げる楽しさ」にあります。産みの苦しみが大きくても、自分が細部まで考えぬいて作り上げたプログラムという体の中を、データをいう血液が駆けめぐり命が吹き込まれる!この感覚は、他のどんな活動とも少し違う、特別なものです。
プログラミングが得意でも不得意でも、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。そして、その一歩を続けることで、いつか、多くの人々に喜ばれるすばらしいシステムを生み出す日がくるかもしれません。今日から小さな目標を設定して挑戦してみてください!
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